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幸せな家づくり3つのポイント

■ 注意ポイント その1 「間取り」だけで判断しない

「間取り先行型」だと、建物のトータルバランスが崩れてしまうことがあります。

「間取り」は大切ですが「間取り」ばかりを考えてしまうと家全体がまとまりがなく、バランスが崩れた家になってしまいます。

ご家族の生活スタイルに合わせた使いやすい間取りにしながら、家全体の「トータルバランス」を意識した設計にすることです。

細かい部分の「間取り」を考えることはもちろん大切なことかもしれませんが、大きな視点で捉えるとバランスのとれた居心地のいい快適な家になります。

ご家族のみなさんの要望を一つ一つをまとめて集約させることが私たちの仕事になります。

設計を進める前に、ご家族みんなで「家族会議」を実施して内容をメモにまとめておくとよいでしょう。

■ 注意ポイント その2 見学会に参加する

家づくりのファーストステップとしておすすめなのが、ご家族みなさんで住宅の完成見学会や住宅展示場に行ってみることです。

見学会に参加する時の注意ポイントをご紹介しましょう。

家族みんなで休日を利用して見学するので、時間を無駄にしない見学会にしたいものです。

一日に何件も見て回ろうとあせらずに、冷静に、そして、ゆったりとしたスタンスで見学しましょう。また、見学会後の住宅会社の対応を見ておいてください。だいたいの住宅会社では営業マンが自宅に必ずやって来ます。

望みの住宅会社が来たなら話を聞いても問題ありませんが、家のイメージに合わない住宅会社の営業マンに来て話をしても時間の無駄になるだけです。

お互い時間が無駄になってしまうので、相性が合わないと少しでも思われたら、きっぱりと早めに断わるのが幸せな家づくりの基本姿勢です。断る勇気も家づくりには必要なことです。

■ 注意ポイント その3 図面と見積り

家の見積りをしてもらう場合には、じっくりと図面や仕様を吟味しておかなければ正確な見積りになりません。後から、これは入っていたけど、これは入っていないということになってしまいます。内容の食い違いがおこらないようにしておきたいものです。

あらかじめ要望として取り入れたいことは、打ち合わせのはじめの段階で出来るだけ入れておいた方が、後になって面倒なことになりません。

それから家の価格についてですが、一般的なローコスト系の住宅メーカーでは、詳細な見積りをする前に、「坪単価が○○万なので総額○○万円です。」となるかもしれません。しかし、建てる前になると高くなっていることがほとんどです。

見積りを依頼する前に次のことを、まとめておくと便利なのでご紹介します。

【1】 ご家族の要望事項
【2】 予算
【3】 建築規模やデザイン

見積りをする前には、具体的な家のイメージが見えていればいるほど、次のステップへ行きやすくなります。

では実際に、あるAさんのご家族が住まいを取得するまでのお話しをご紹介しましょう。

「家を建てたい…」

子供の成長とともに現在の住まいが手狭になってきたAさんご家族。「土地を購入してマイホームを建てたい」と家づくりにとりかかりました。

「資金計画」

家を建てるには予想以上にお金がかかるものです。「土地代」+「住宅本体工事」+「諸費用」+「その他」となり総合計で考えて予備費をもうけておくとよいでしょう。

この段階では、まだ建物自体の見積りはありませんが、建築費用にかけられる予算を見ておくとよいでしょう。

資金計画として、たとえば…

・頭金でいくら準備出来るか?(例:300万、500万など)
・月々いくら支払うか?(例:月々6万、8万、10万~+ボーナス併用かどうかなど)

無理のない返済計画を立ててみてから、建築費用を算出します。通常、住宅ローンは月収の25%以内での支払いが目安となっているので計算してみるとよいでしょう。

Aさんご家族は、だんなさんのお給料から計算して、土地と建物の両方でどの程度の額を月々返済しなければならないかを計算してみました。

「土地購入の準備と契約」

土地を探すときは現地に行って交通のアクセスや周辺環境を確認します。また、法務局などを訪れ、公図、測量図によって敷地の形状の確認をしたり、所有者や抵当権が設定されていないか等の土地の情報を登記簿等で確認しておきます。

契約は宅地建物取引主任者が契約成立前に重要事項(面積・法令制限・権利・敷地など)の説明があるので、しっかり内容を確認してから契約を締結します。

地盤が堅そうに見えても住宅を建てる前には事前に地盤調査をしてからでないと地盤保証が適用されない場合があるので注意が必要です。地盤調査については、住宅会社に相談されるとよいでしょう。

Aさんご家族は、前からこの場所に建てたいと思っていた土地を購入することが出来ました。次は、建物の計画です。

「登記」

契約後、土地の所有権を公に認められるために所有権移転登記を行います。登記には司法書士に依頼し法務局に申請します。

Aさんご家族は、銀行の担当の方から司法書士の先生を紹介していただいて土地の登記を済ませました。

「マイホームのイメージ」

土地の取得とあわせ、今住んでいる住まいの問題点を整理し家族全員で話し合って書き出してみることにしました。現在の住まいから、どのような家に住みたいかを考えるとイメージしやすいからです。また目先のことばかりでなく10年後、20年後…の家族の生活スタイルまで考えを広げます。

Aさんご家族は、幼稚園児と小学生の子供が2人とお父さんお母さんの4人家族です。お父さんが、家づくりのリーダーシップをとりながら、話し合いをしました。お母さんや子供たちの意見もしっかり聞きます。もちろん自分の趣味のための部屋も考えています。

「マイホームイメージをつくる」

家族の意見や要望事項を一つにまとめるのは意外と大変な作業です。具体的にまとめる作業は設計者に任せてしまいましょう。ご家族みなさんの要望を具体的に図面にまとめてくれます。

Aさん家族は、前から頼んでみたいと思っていた住宅会社の設計士に、家づくりについて相談してみることにしました。

「幸せなマイホームの実現へ向けて」

Aさん家族は、相談してみた設計士さんに描いていただいたプランが気に入ったのと、家族と話が合った人だったので家づくりをお願いすることになりました。

幸せな家づくりにするためには、設計者と綿密な打ち合わせと確認作業を行うのがポイントです。

Aさん家族も何度も打ち合わせを重ねて、家族みんなの意見を盛り込んだ設計が出来てきました。ある程度、設計が進んだので概算見積りを作成してもらうことにしました。

「プランニングから本設計へ」

打ち合わせを重ね、要望が十分に図面に反映されているところまで来たら本設計に入ります。

Aさん家族も、概算見積りも予算の範囲内であったのとプランがまとまって来たので、しっかりとした図面の作成をお願いしました。

「御見積書・工事請負契約」

図面をもとに「見積書」を作成し、もれがないかどうか最終チェックし「工事請負契約」を締結します。契約には印紙代が必要となります。

Aさん家族は、図面をもとに家族会議をして「見積書」を確認し、銀行からの住宅ローンの事前申請でもOKとなったので、設計してもらった住宅会社と契約することにしました。

「地鎮祭」

地鎮祭

Aさん家族は、知り合いの神主さんにお願いして地鎮祭を行うことにしました。地鎮祭費用などの祭事費用は建築工事の見積書には含まれていない場合があるので予備費から捻出することにしました。

「地盤調査・地盤保証」

地鎮祭を行う前後に地盤調査を行います。住宅会社に地盤保証があるかどうかも事前に確認しておきたいところです。

Aさん家族は、あらかじめ設計士と打ち合わせをして、地盤改良が必要だと分っていたので、すぐに地盤改良工事を行うことにしました。

「建築確認申請」

工事着工前に、本設計で作成された図面をもとに建築確認申請を提出します。確認申請の他に建築許可などの申請事項がないかを、設計の段階で整理しておくとよいでしょう。

「工事着工」

確認申請が終わり、いよいよ工事着工です。

基礎工事が進むと、住宅保険による「配筋検査」が行われます。Aさんも会社の帰りや休みの日に建築現場に立ち寄って見ていましたが、あらためて第三者が行う配筋検査があると安心して工事が進められます。

配筋検査では、基礎の鉄筋が基準以上に入っているかどうかなど検査されます。鉄筋の不足がないかどうか、間隔はどうかなどを検査員がチェックします。

「建て方(上棟式)」

基礎工事が完了すると木工事になり土台や柱、梁をかけていき住まいの骨組みを作ります。それが、建て方と言われるものです。建て方になると上棟式の段取りになります。最近では地鎮祭を行い上棟式はしないことが多いようです。建て方後に金物の取り付け状況の確認など、構造に関わる部分の「構造体検査」があります。

「仕上げ工事」

建て方が終わるとサッシを入れたり、床を張ったりと完成へ向けて本格的に工事が進みます。その後、仕上げ工事があります。それから外壁やバルコニーの部分の防水処理が適切かどうかを見るために「防水検査」を行います。

「完成・引渡し」

工事が完了すると、住宅会社の社内検査、建築主の「完成検査」、建築確認における「完了検査」というような引き渡し前に行う検査があります。設備機器などの使用説明、確認が済むとお引渡し書のサインと共に工事キーから「本キー」の受け渡しになります。一般的なサッシメーカーの玄関ドアでは、本キーを差し込むと工事キーが使えなくなります。

Aさん家族は、完成した家に一番に案内されました。

「お引越し」

ここでようやく新しい住まいへのお引越しとなります。

Aさん家族は、頼んでおいた引っ越し屋さんと共に引っ越し作業です。友達も手伝いに来てくれました。

いかがでしょう?

「幸せな家づくり」が見えてきたでしょうか?

家づくりで成功する人と、失敗してしまう人の違いは、家づくりについての準備が出来ているかどうか?です。どこまで家づくりの準備が進んでいるでしょうか?

私たちは、幸せな家づくりを目指しているご家族のみなさんの成功を心から願っています。幸せな家づくりのことならお気軽にお問い合わせください。